個別労働紛争の防止・解決のための労働法制普及・啓発事業
近年、解雇、労働条件の引き下げ、いじめ・嫌がらせ、雇止めなど、労働者個人と事業主との間の企業内トラブル(個別労働紛争)が頻発しています。こうした中にあって個別労働紛争の発生を予防するとともに、発生した労働紛争に適切に対応し、労働者が安心して働ける職場環境を整備することは、今や経営の最重要課題の一つとなっています。
本研修は、主に企業内の個別労働紛争に対応される方に、個別紛争の発生を防ぐとともに、発生してしまった紛争を早期に、円滑かつ適切に解決できる人材を育成することを目的として、①紛争の争点を把握し整理する能力、②争点ごとに事実関係を調査し、正確に把握する能力、③法令・判例や就業規則を踏まえ、有効な解決手段を見出す能力などを付与・向上することを目的として開催するもので、紛争解決のための基本的能力を身に付けることを目的とした「基礎研修」と複雑化・多様化する紛争に適切に対応するための実践的な能力を身に付けることを目的とした「応用研修」で構成されます。
多数の皆様方のご受講をお待ちしています。